新刊を入稿しました(遅)

メギドWebオンリー(11/27)の新刊を12/13に入稿しました

以前こちらで告知していたメギドのWebオンリー合わせの新刊を昨日、漸く入稿しました。前回の更新から2ヶ月弱…。
オンリー当日に間に合わなかったのはもちろん、予定工数と実績工数に23日も差が出たのは読みが甘すぎて反省点しかありません。そもそも長い漫画を描くのに慣れてないとか遅筆とかクリスタの仕様を理解してないとか原因はたくさんあるのですが、ひとえに始動が遅すぎたなぁと…。イベント申し込みしたのいつだよ。…え?半年以上前?!半年間何やってたの私?!?!

同人誌を予約購入させるというのは、自分の本ではあまりしたくない(人の本は喜んで買うが、自分の本に前金となる予約をさせるのはちょっと申し訳ないというやつ)ので、やはりイベントは「本ができたら申し込む」にしないとダメだなと痛感しています。と言いながら次に出る予定のアークナイツオンリー「ノアの休日3」は満了が早いので申し込んでしまいましたが。次こそせめて当日に展示できるくらいにはしたいです。

お品書きと現実の差

前回こちらで告知していたお品書きでは、当日3つの漫画を完成させる予定でした。現実は新刊44ページですら完成しなかったのですが…。
新刊については発行後、在庫を追加予定ですが他の漫画は折を見てSNSまたはこちらで公開していきたいです。

新刊のちょっとした内容の話

(※以下、新刊に関する内容のため成人向けの表現が含まれます。ご注意ください)
今回の新刊は表紙込み44ページありまして、今までの人生で(一度で描ききった中では)一番長い話になりました。そもそもネームを切るのもコマ割り考えるのも絵描くのも何もかも苦手で、あえて長い漫画描くのを避けてきたところがあるのですが、今回は「同軸リバの2人(シャミジルシャミ)の話を描きたい!!!!!」のスケべ心だけでやり切った感あります。

ご存じ…でしたか?同軸リバってどっちも挿入するから必然的に話が長くなるんです。

あとはこの2人がスケベするきっかけってどういう状況だよ、って考えた時に強制される以外にあるかぁ〜?となったので、なんかそういう装置を…XXしないと出られない部屋を世界観に沿ってさりげなく…さりげなく投入した結果、H前後の導入と結びが長くなり、こんなページ数になってしまったのでした。

1コマで「君たちはH部屋に放り込まれた!しかも分裂状態!さぁさぁ!Hして!!」で済ませればよかったなとペン入れあたりから後悔しました。
今回、H部屋はそれ自体が幻獣体って設定にしましたけど(無理矢理感あるのは分かってるので「そういうもんなんだ」と思って欲しい)、Hさせないと部屋から出さない幻獣体ってなんだよ、それはもはや私じゃね?この幻獣体メギド私なんじゃね?っていう、同軸リバ本に見せかけた夢幻獣体モブメギド(自分)による推し同士の強制H夢本みたいなよくわからない内容になった気がしています。つねに推しカプを見守る天井のシミになりたいという願望がうっかり話に反映されてしまったようです。

漫画描くの大変すぎる話

発行前の本の話を長々とすみません。長い長い原稿から解放された後はどうも語りたくなっちゃうんだなと自分も思い知らされました。漫画描くの本当に大変すぎて…。

私はメギドでこれまで3冊本を発行しましたが、どれも「まとめ本」という体裁でほぼ描き下ろしたものではありません。そもそも(こんな個人サイトやっておきながらアレですが、)絵も漫画も得意なわけではなく、基礎的なことがまったくできていない自覚があり、とにかく遅筆なのです。それはわかっていました。…が、実際に40ページもの本文を描くとなると、想定以上に途中で「飽き」が出てくるのです。
「飽き」が予定作業時間を倍にします。遅筆ゆえに、ずーっと同じ原稿を見ていると飽きるというか、「これ全然面白くないんじゃね?そもそも自分以外の人が読んだら理解できる内容じゃないんじゃね??ちょっとしばらく見たくないかもしれないな…」っていうやつが…。

これは創作者あるあるでよく見る話ですけど、この「飽き」との戦いが非常につらい。

「飽き」に対抗してムクムクと湧き上がってくるのが「ゲームしたい欲」です。こんなの抗えん。そもそも私は絵描きたい人じゃなくてゲームしたい人なんだよな…ということが改めてよく分かりました。

それでも描き切れたのは自分がこの推しカプの話よみて〜〜〜!本がこの世に存在してほし〜〜〜〜!という欲望と、SNSや進捗ノートで励ましてくださる方がいたからです。こちらのサイトでのいいねボタン押して下さる方も、本当にありがとうございます。原稿作業はとてもとても孤独なので、声かけていただけるのは何よりやる気に繋がりました。この場を借りてお礼いたします。

推しカプの本が読みたいな

そんなわけで、何が言いたかったかというと、漫画描くのが苦手なフルタイム社会人でも40ページの本は出せます!ということが言いたかったのです。オンリーに間に合ってないじゃん、という話は横に置いといて。気軽に小部数発行できる印刷所様があるおかげで、推しカプへの妄執と欲望しかない人間でも本って出せるんだなって…。

じゃあこの文を読んでるそこのあなたも推しカプの本、出してみよっか!

新刊の通販について

※12/20〜に通販再開予定。開始はSNSで告知いたします。

▼シャミジルシャミ(同軸リバ)本 (R-18 / A5 /表紙込44p / ¥550)
https://ututsouko.booth.pm/items/4238358
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